自然分娩 自然に陣痛が来るのを待ってお産の流れにそって経腟分娩をすることです。
ただし、分娩途中で赤ちゃんが危険に陥るような場合には、
鉗子や吸引分娩をするなど、医療的な処置をすることもあリます。
また分娩監視装置をつけたり、血管確保のために点滴をしたりすることもありますが、
それも自然分娩をより安全にするために行います。
自宅分娩 住み慣れた自宅で、家族に囲まれて出産する方法です。
すべて自分で出産準備を整える必要があるため、
必要なものや部屋の用意などは早めに対応しましょう。
衛生面や出産トラブル発生時の緊急対応の面で注意が必要になります。
ソフロロジー リラックスしてお産に臨めるトレーニングをします。
出産に対する不安や怖いという気持ちを軽くして、
前向きな気持ちでお産できるようにしていきます。
東洋のヨガと禅を取り入れた、
イメージトレーニングと呼吸法が中心となります。
誘発分娩 予定日を大幅に過ぎた場合や、
胎盤機能低下などの場合母子の危険を避けるために、
陣痛促進剤などを利用して分娩を誘発する方法です。
LDR 陣痛の最中に分娩室に移動せず、
L(陣痛)、D(分娩)、R(回復)を
一つの部屋で過ごす分娩法です。
普通の入院室のような部屋に、医療機器や
分娩台の機能を果たすベッドが設置してあります。。
無痛分娩 陣痛を感じはじめる時期から痛みを取る、
または赤ちゃんが産道を通る直前に麻酔をかけるなどの方法で、
分娩時の痛みを取り除く分娩法です。
痛みに対する恐怖心が強い人、高血圧や心臓病など
体に過度のストレスを与えてはいけない人に有効です。
主に局所麻酔が使われるため、
意識ははっきりしており、
自分でいきむこともできます。
水中出産 30度程度の温水の中で行う分娩法。
陣痛の痛みをやわらげつつ、
より自然なお産をしようというのが目的です。
水中から雑菌が子宮内に入ったり、
赤ちゃんが感染症にかかる場合もあるので、
整った設備のもと、医師や助産婦の介助を得て
行う必要があります。
帝王切開 陣痛が起きる前で赤ちゃんの成長が十分になった
37週から38週に行うことが多いです。
手術で硬膜外麻酔、腰椎麻酔をして赤ちゃんをとりあげます。
縦か横に切開します。緊急な場合は縦に切ります。
一般的に手術は30分から1時間です。手術日が決まると、
入院の手続きや注意点、同意書を説明されます。
事前に血液検査、心電図検査など行います。