妊娠・出産・育児用語集

会陰切開(えいんせっかい)

会陰とは肛門と膣の間やその周りの筋肉のことをいい、妊娠中はホルモンのバランスで会陰が伸びやすくなっています。
出産時は赤ちゃんの頭がこの部分をゆっくりと広げて出てきます。
ところが出口の伸びが悪く、裂けてしまいそうな時や、赤ちゃんの頭がつっかえてしまい、心音が落ちてきた場合には、会陰にはさみを入れて赤ちゃんをでやすくしてあげます。
会陰切開は痛そうと思いますが、会陰切開を経験したママたちの多くは陣痛の痛みが強いため、会陰を切られたことに気づかないことが多いみたいですよ。
会陰切開をした後は、糸で縫います。縫う糸は溶ける糸と溶けない糸があり、溶ける糸は4~5でとけるものから2週間ぐらいで溶けるものなど、太さによってい異なります。
溶けない糸の場合は、出産後4~5日してから糸を抜いていきます。

おしるし

少量の血が混じったおりもののことをおしるしといいます。
お産が近くなると、子宮口が開きはじめたり、子宮が収縮して卵膜が子宮から少しはがれはじめたりして、出血することがあります。
このおしるしがあると、数日以内に陣痛が始まることが多く、お産が始まる合図のひとつに挙げられています。

鉗子分娩(かんしぶんべん)

鉗子分娩とは金属製の2枚のへらを組み合わせたはさみのようなもので、赤ちゃんの頭を両側からはさんで引き出す方法のことをいいいます。現在のように帝王切開の技術が発達していなかった頃の日本では緊急時に対応する分娩法としてこの鉗子分娩が盛んに行われていたようです。
ただ鉗子の取扱いや操作が難しいため、最近の日本では吸引分娩の方が多く用いられています。しかし、鉗子での索引は確実で優れているため、外国では鉗子分娩の方が主流となっています。

吸引分娩(きゅういんぶんべん)

吸引分娩は吸入カップを赤ちゃんの頭に当て、カップ内の空気を抜き、吸引力によって赤ちゃんを引き出す方法のことをいいます。
以前は鉗子分娩の方が多く行われていましたが、鉗子より操作が容易で安全性も高いため、最近では吸引分娩の方が多く用いられているようです。しかし、吸着力には限界があるので索引効果は鉗子分娩より劣ることがあります。

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)

赤ちゃんがすでに子宮内で死亡してしまっているが、子宮内でとどまっている状態をいいます。
進行流産のように腹痛や、出血が見られないだけに、妊婦さんの中には中々、その真実を受け止められない人もいるようです。

高年初産(こうねんういざん)

35歳以上の初めてのお産を高年初産といいます。
20代の出産に比べ、注意が必要といわれています。が年齢よりも個人差です。
35歳を過ぎた人でも安産の人も沢山いますし、20代で難産の人も沢山います。

子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)

子宮内膜以外の部位に受精卵が着床したものを子宮外妊娠といいます。最も多い卵管妊娠では、卵管破裂や卵管流産という事態がおこることもあるので早急な処置が必要になります。

子宮奇形(しきゅうきけい)

もともと、楕円(だえん)形をした子宮が変形しているものを子宮奇形といいます。
妊娠、出産に影響を及ぼすものから、心配のいらないものまで様々なようです。
医師の指示に従いましょう。

子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

子宮筋腫というのは、子宮の中にできる良性の腫瘍(しゅよう)です。
子宮筋腫ができている位置や大きさによっては、妊娠、出産に影響がないことも多いようです。
妊娠中は原則として筋腫摘出手術は行いません。